公共建築の場合(公共建築工事標準仕様相当工法)

(平成25年版)

環境対応標準仕様

工法名 工程 使用量
(kg/m2
X-1 通気緩衝(絶縁)AV工法

サラセーヌAV-X-1ECO (25)
TJトップ仕上げ
1 サラセーヌRWボンド 0.3
サラセーヌAVシート または
AVシートブルー
スリットテープ
2 サラセーヌECO目止め 注1
3 サラセーヌECO 1.4
4 サラセーヌECO 1.4
5 TJトップ 0.2
X-2 密着工法

サラセーヌX-2ECO (25)
TJトップ仕上げ
1 PJプライマー 0.2
2 サラセーヌECO 0.8
補強用クロス
3 サラセーヌECO 1.5
4 サラセーヌECO 1.6
5 TJトップ 0.2
X-2 立上り仕様

サラセーヌX-2立上りECO (25)
TJトップ仕上げ
1 PJプライマー 0.2
2 サラセーヌECO立上り用 0.8
補強用クロス
3 サラセーヌECO立上り用 1.1
4 サラセーヌECO立上り用 0.7
5 TJトップ 0.2

環境対応仕様

工法名 工程 使用量
(kg/m2
X-1 通気緩衝(絶縁)AV工法

サラセーヌAV-X-1ECO (25)
TWトップ仕上げ
1 サラセーヌRWボンド 0.3
サラセーヌAVシート または
AVシートブルー
スリットテープ
2 サラセーヌECO目止め 注1
3 サラセーヌECO 1.4
4 サラセーヌECO 1.4
5 TWトップ 0.2
(2回塗り)
X-2 密着工法

サラセーヌX-2ECO (25)
TWトップ仕上げ
1 PW-100プライマー 0.3
2 サラセーヌECO 0.8
補強用クロス
3 サラセーヌECO 1.5
4 サラセーヌECO 1.6
5 TWトップ 0.2
(2回塗り)
X-2 立上り仕様

サラセーヌX-2立上りECO (25)
TWトップ仕上げ
1 PW-100プライマー 0.25
2 サラセーヌECO立上り用 0.8
補強用クロス
3 サラセーヌECO立上り用 1.1
4 サラセーヌECO立上り用 0.7
5 TWトップ 0.2
(2回塗り)

一般仕様

工法名 工程 使用量
(kg/m2
X-1 通気緩衝(絶縁)AV工法

サラセーヌAV-X-1K (25)
T仕上げ
1 サラセーヌAVボンド 0.3
サラセーヌAVシート または
AVシートブルー
スリットテープ
2 サラセーヌAV-W 注1
3 サラセーヌK 1.5
4 サラセーヌK 1.4
5 サラセーヌT 0.2
X-1 通気緩衝(絶縁)AW工法

サラセーヌAW-X-1K (25)
T仕上げ
1 AWボンド 0.5
WマットG
Wテープ50/サラセーヌ立上り用 1.06 m
端末処理用テープ MBテープ100
2 サラセーヌK 2.0
3 サラセーヌK 1.9
4 サラセーヌT 0.2
X-2 密着工法

サラセーヌX-2K (25)
T仕上げ
1 サラセーヌP 0.2
2 サラセーヌK 0.8
補強用クロス
3 サラセーヌK 1.5
4 サラセーヌK 1.6
5 サラセーヌT 0.2
X-2 立上り仕様

サラセーヌX-2立上り (25)
T仕上げ
1 サラセーヌP 0.2
2 サラセーヌ立上り用 0.8
補強用クロス
3 サラセーヌ立上り用 1.1
4 サラセーヌ立上り用 0.7
5 サラセーヌT 0.2
  1. 「サラセーヌAV-W」および「サラセーヌECO目止め」の塗布量は、「サラセーヌAVシート」使用時は1.4kg/㎡、「サラセーヌAVシートブルー」使用時は1.3kg/㎡となります。
  • この工法は、日本建築学会 建築工事標準仕様書JASS8 防水工事ウレタンゴム系塗膜防水工法・絶縁仕様L-USおよびウレタンゴム系塗膜防水工法・密着仕様L-UFに準拠します。
  • プライマー(接着材)の選定
    • 「サラセーヌRWボンド」、「PJプライマー」、「PW-100プライマー」、「サラセーヌAVボンド」、「サラセーヌP」は一般モルタル・コンクリート下地用です。下地の種類に応じてプライマーを追加したり、選定し直したりする必要があります。詳細は総合カタログをご参照ください。
    • 下地によりプライマーの種類および塗布量は異なります。プライマーは下地調整した場合の使用量です。
  • 防水材の選定
    • 「サラセーヌK」は「サラセーヌC」に変更可能です。使用量はお問い合わせください。
  • 保護仕上材の選定
    • 各種保護仕上材には、遮熱性能を付与したタイプも用意しています。詳細は総合カタログをご参照ください。
    • カラーバリエーション、仕上げオプションなど、詳細は総合カタログをご参照ください。 
    • 品確法で定める新築住宅の場合、保護仕上材として「TJフッ素」、「Tフッ素水性」、「Tフッ素」をご採用ください。

公共建築工事標準仕様書(平成25年版)

種別 X-1工法(絶縁工法) X-2工法(密着工法)
工程 材料・工法 使用量
(kg/㎡)
材料・工法 使用量
(kg/㎡)
1 接着剤塗り
通気緩衝シート張り※5
0.3 プライマー塗り 0.2
2 ウレタンゴム系
塗膜防水材塗り
3.0※1※4 ウレタンゴム系塗膜防水材塗り
補強布張り
0.3※1
3 ウレタンゴム系
塗膜防水材塗り
ウレタンゴム系
塗膜防水材塗り
2.7※1
(1.7)※2※4
4 仕上げ塗料塗り 0.2 ウレタンゴム系
塗膜防水材塗り
5 仕上げ塗料塗り 0.2
  1. 表中のウレタンゴム系塗膜防水材の使用量は、硬化物密度が1.0Mg/㎥である材料の場合を示しており、硬化物密度がこれ以外の場合にあっては、所要塗膜厚を確保するように使用量を換算する。
  2. 立上り部はすべて、種別X-2とし、工程3および工程4を( )内とする。
  3. ウレタンゴム系塗膜防水材塗りについては、1工程あたりの使用量を、硬化物密度が1.0Mg/㎥である材料の場合、平場は2.0kg/㎡、立上りは1.2kg/㎡を上限として変更することができる。
  4. ウレタンゴム系塗膜防水材塗りは2回以上に分割して塗り付ける。
  5. 接着剤以外による通気緩衝シートの張付け方法は、主材料製造所の仕様による。
  • 国土交通省建築工事共通仕様書(平成13年版)
  • 防衛施設庁建築工事共通仕様書(平成13年版)
  • 厚生労働省建築工事標準仕様書(平成14年版)
  • 文部科学省建築工事標準仕様書(平成14年版)
  • 公共建築工事標準仕様書(平成16年版、平成19年版、平成22年版)
  1. 上記のウレタン系塗膜防水の種別および工程は、公共建築工事標準仕様書(平成25年版)に準じます。

施工法

下地処理

  • 土などの汚れ
    • 軽い汚れは、ワイヤブラシなどで取り除く。
    • 著しい汚れは、水洗を併用し、水洗後は十分に乾燥する。
  • 油などの汚れ
    • 溶剤拭きまたはサンダーなどで取り除く。
  • 打継ぎ箇所および著しいひび割れ箇所
    • U形にはつり、ウレタンシーリング材を充填する。
    • クロス#4100を用い、防水材で補強塗りを行う。
  • ルーフドレン、配管など
    • 金物に付着している錆およびモルタルは、ワイヤブラシなどで取り除く。
    • 取り合いはウレタンシーリング材で処理する。
    • 樹脂管は目荒しを行った後、P-60プライマーまたはPW-60プライマーを塗布する。
  • 入隅出隅部
    • 入隅は通りよく直角に、出隅は通りよく45°の面取りに仕上げる。
    • 出隅および入隅は、クロス#4100を用い、立上り用で補強塗りを行う。
      (平成19年版対応の場合は、クロス#4200を使用する)
  • 含水率
    • 下地の含水率は10%以下とする。

プライマー塗り

  • プライマーをローラー刷毛または刷毛を用いて均一に塗布する。
  • プライマーは、施工箇所以外汚染しないように塗布する。

接着剤塗り、通気緩衝シート張付け(AV工法施工例)

  • AVボンドまたはRWボンド0.3kg/㎡塗布直後、AVシートまたはAVシートブルーを隙間なく張る。
  • 張り仕舞いは、立上り部より30㎜程度離し、AVシート端末部の上にクロス#4000を100㎜重ねて張る。
  • 伸縮目地の上にAVシートの突合せ部が重ならないように張る。
  • AVシート張付け後、均一に転圧する。
  • AVシート突合せ部は、スリットテープ(AVスリット)で横3m間隔、縦中間に1箇所貼り付ける。

脱気装置取り付け

  • SRステンレスベントは50~100㎡に1箇所の割合で、SRパラベントは10mに1箇所の目安で取り付ける。

防水材塗り

  • 平場部は平場用防水材を、立上り部は立上り用防水材を用いて、ゴムベラまたは金ごてで規定量を均一に塗布する。
  • 防水材の攪拌は、硬化剤を攪拌した後、主剤、硬化剤の順に配合比通り攪拌容器に移し、低速攪拌機で2~3分攪拌する。
  • 防水材の塗り継ぎの重ね幅は100㎜以上とし、補強用クロスの重ね幅は50㎜以上とする。

仕上塗料塗り

  • 保護仕上材の主剤、硬化剤を配合比通り攪拌容器に移し、攪拌機で2~3分攪拌する。
  • ローラー刷毛または刷毛を用いて0.2kg/㎡均一に塗布する。

納まり図

メンテナンス

  • アクリルウレタン系保護仕上材は5年ごとに塗り替えてください。ただし、海岸地域、工業地域などの環境条件の厳しい地域では、より短期間での塗り替えとなります。
  • フッ素樹脂系保護仕上材は「10年間メンテナンスフリー」です。詳しくは総合カタログをご覧ください。
  • 歩行により保護仕上材の摩耗が激しい箇所は、標準塗り替え間隔にかかわらず、塗り直しをおすすめします。

公共建築改修工事標準仕様書(平成25年版)

改修工法
(表3.1.1)※1
既存防水工法 既存保護層および
防水層の撤去・非撤去
新規防水層の種別
POX工法 P:
保護アスファルト防水工法
Q:
保護層および防水層の非撤去
※ただし、立上り部などの保護層および防水層は撤去する。
X:
ウレタン塗膜防水、X-1工法
L4X工法 L:
ウレタン系塗膜防水工法
4:
露出防水層非撤去
X:
ウレタン塗膜防水、X-2工法※2
  1. 工法名の区分
  2. L4X工法で既存防水層の表面に層間接着用プライマーを塗布した場合は、X-2工法の工程1を省略する。

既存防水層の処理施工法

  • 既存保護層などの撤去
    • 保護コンクリート、れんが、モルタル笠木などの撤去は、ハンドブレーカー(150N以下)などを使用し、取合い部の仕上げおよび構造体などに影響を及ぼさないように行う。
    • 平場の既存保護層を残す場合で、改修用ドレンを設けない場合は、ルーフドレン端部から500㎜程度まで保護コンクリートなどの既存保護層を四角形に撤去する。※3
  • 既存防水層の撤去
    • ※3にて既存保護層を撤去した後のルーフドレン周囲は、下地を損傷しないように、ルーフドレン端部から300㎜程度まで、既存防水層を四角形に撤去する。
    • 既存ウレタン塗膜防水のルーフドレン周囲の既存防水層は、ルーフドレン端部から300㎜程度まで、既存防水層を四角形に撤去する。
  • ルーフドレン回りの処理
    • 防水層および保護層の撤去端部は、既存の防水層や保護層を含め、ポリマーセメントモルタルで、勾配1/2程度に仕上げる。
  • 既存下地の補修および処置
    • 既存ウレタン塗膜防水の場合は、デッキブラシなどで脆弱部や汚れを水洗い後、既存ウレタン塗膜防水層の破断、浮き、ふくれ、脆弱部分は完全に撤去し、端部をウレタンシーリング材で処理し、ウレタン防水材などで穴埋めする。
    • 既存保護コンクリートの場合は、デッキブラシなどで水洗い乾燥後、ポリマーセメントモルタルで下地調整する。既存目地は撤去し、バックアップ材を挿入後、ウレタンシーリング材を充填する。部分的に水はけ不良や勾配不良がある場合は、事前に是正する。
    • 保護コンクリート仕上げの立上り部既存防水層撤去箇所は、下地に付着している既存防水層残存物を撤去し、ポリマーセメントモルタルで下地調整する。ひび割れ幅が2㎜以上の場合は、Uカットしてウレタンシーリング材を充填する。
  • 下地処理
    • ルーフドレン、和風便器、配管などと防水下地との取り合いは、ウレタンシーリング材で処理し、ルーフドレン、配管などの取合いは、幅100㎜以上の補強布を用いて補強塗りを行う。
    • コンクリートの打ち継ぎ箇所および著しいひび割れ箇所は、幅100㎜以上の補強布を用いて補強塗りを行う。
    • 出隅は丸面、入隅は通りよく直角とし、幅100㎜以上の補強布を用いて補強塗りを行う。
  • 工法の詳細
  • 製品情報(防水材・保護仕上げ材・プライマーほか)
  • 製品取り扱い上のご注意
  • 施工上のご注意

など、詳しくは総合カタログをご参照ください。

本サイトはサラセーヌ®の概要を分かりやすくご紹介する内容となっております。
サイトに掲載のない詳細な解説や技術情報については、製品カタログをご覧いただくか、こちらからお問い合わせください。